FXの出来高(ボリューム)を使った手法やチャートでの見方について解説

FXの出来高について説明した記事のアイキャッチ画像

FXの出来高(ボリューム)とは、ロウソク足1本における取引量のことです。

本記事では、出来高を用いたFX手法やその見方、さらに表示に利用できるテクニカル指標について解説します。

最後までお読みいただくことで、出来高を活用した精度の高いチャート分析ができるようになります。

ぜひ本記事を参考に、トレードの質をさらに高めていきましょう。

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目次

FXの出来高(ボリューム)とは?

FXの出来高とは何かを簡単に説明したイラスト

FXの出来高(ボリューム)とは、ある一定の期間中に成立した売買の数量のことを指します。株式の場合は、1日や1ヶ月など一定期間内に成立した株数の総量が出来高となります。また出来高は株価に先行すると言われる通り、市場の勢いを知るための必須のパロメーターであると言えます。

FXの場合は買い注文と売り注文の2種類があるため、通貨ペアの売買が成立したときの注文数量が出来高(取引高)となります。

例)ある価格で1,000ドルの買い注文と1,000ドルの売り注文があれば両者は取引成立となり、出来高は1,000ドルとなる。

画像下部に表示されているバーは、ローソク足が陽線であれば緑、陰線であれば赤で表示され、バーの高さが出来高の大きさを表しています。

出来高が多ければ多いほどたくさんのトレーダーが相場に参加していることを表し、出来高が少ないとその分相場に参加しているトレーダーが少ないと判断することができます。

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出来高(ボリューム)を用いたFX手法

次に出来高を用いたFXの取引手法について解説していきます。

出来高が高い時間帯、価格帯、通貨ペアを探す

出来高が高くなっている通貨ペアは、より多くのトレーダーが相場に参加していることを表しています。この項目では出来高が高くなっている通貨ペアの見つけ方について解説します。

出来高が高くなっている通貨ペアを探す方法は、出来高が高くなっている時間帯かつ、出来高が高くなっている価格帯を見つけることです。詳しくは以下で解説します。

①出来高が高い時間帯を探す

出来高が高くなっている時間帯、価格帯の相場は、平常時の相場よりも取引が活発なため、ボラティリティ(値動き)が高まり、大きな値動きに繋がりやすい傾向があります。

出来高の高い場面を緑、出来高の低い場面を青の枠で囲っていますが、価格のボラティリティに差があることがわかります。

出来高が高い相場で大まかトレンドを判断し、トレンドに沿った順張りのトレードやトレンド転換を狙った逆張りトレードなどにつなげられます。

②出来高が高い価格帯を探す

また、チャート上の出来高を分析すると、どの価格帯が注目されているのかがわかります。

出来高が高くなっている価格帯は抜けにくく、反発しやすいという性質があります。

出来高が急激に上昇した後は価格が一時的に反発する可能性があるため、逆張りポジションをエントリーすることができます。

なおFXの価格帯の出来高を把握するためには、「Volume Profile + Range」などのインジケーターを表示する必要があります。

②テクニカル分析でエントリーポイントを探す

出来高が高い通貨ペアがわかったらテクニカル分析を用いてエントリーポイントを探しましょう

エントリーポイントを探す方法は世に山ほど溢れていますが、ロールリバーサルなどのラインを用いた手法や移動平均線などのインジケーターを用いた基本的な手法がおすすめです。

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出来高を見るときの注意点

出来高を見る際の注意点として、出来高だけ表示させても意味ないことを説明したイラスト

出来高を見るときの注意点として、出来高だけ見てもトレードには使えないため、FXで出来高を見るだけの分析では不十分です。

出来高のみの分析が不十分な理由としては、出来高は相場の「活発さ」を示すものの、将来の価格の方向性そのものを教えてくれるわけではないからです。

価格の動向を予想するには、ローソク足の形状や、移動平均線、ライン分析などの他のテクニカル分析を併用し、総合的に判断することが不可欠です。

出来高のみをチャートに表示してもFXで勝てるようにならないので他のテクニカル分析も行うことが重要です。

当サイトでは、基本的なものからマイナーなものまで、多くのトレード手法を紹介してます。

トレード手法について学びたい人は、ぜひ読んでみてください。

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FXの出来高が高い時間帯は16時以降

外国為替(FX)市場は株式市場と異なり、土日を除いた24時間相場が動いています。

為替は世界中の通貨ペアを取引する市場のため24時間市場が開いている必要があるのです。

その中でも特に取引量が多くなる3つの為替市場は以下の通りです。

市場時間帯
東京時間9時〜15時
ロンドン市場16時〜24時(冬時間は17時~1時)
ニューヨーク市場21時〜6時(冬時間は22時~7時)

以上の3つの市場は相場に参加するFXトレーダーが多いため、出来高も多くなります。

さらに上記の3つの中でもロンドン市場とニューヨーク市場は世界中のトレーダーが注目しており、取引量が最も多い時間帯と言えるでしょう。

ロンドン市場とニューヨーク市場の時間帯が重なる21時〜4時の間は特に取引が活発になるため注目が必要です。

結論としてはロンドン市場が開かれる16時から出来高が高くなり始め、21時以降に出来高のピークを迎えることになりやすいです。

出来高を利用してトレードをする場合は16時以降の相場に着目する必要があると言えるでしょう。

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出来高が高い通貨ペア

次に出来高が高い主要な通貨ペアを5つ紹介します。

FX相場で最も取引量が多い通貨ペアになるのでよく覚えておくようにしましょう。

EUR/USD(ユーロ/米ドル)

EUR/USD(ユーロ/米ドル)はFX市場において最もよく取引される通貨ペアで、2019年時点で1日のFX取引の24%を占めています。

1日あたりの取引量が多く、流動性が高い通貨ペアなのでスプレッドが狭くなる傾向があります。

取引量が多いことからその他のボラリティの高い通貨ペアと比べて比較的穏やかな値動きをすることが多く、初心者でも取引可能な通貨ペアです。

USD/JPY(米ドル/日本円)

別名ゴーファーとも呼ばれるドル円通貨ペアはFX市場に2番目に取引されている通貨ペアです。

2019年時点では1日のFX市場の13.2%を占めておりユーロドルに次いで流動性が高い通貨ペアで知られています。

GBP/USD(英ポンド/米ドル)

ポンドドルはイギリスポンドとアメリカドルで構成された通貨ペアです。

FX市場の10%ほどを占めており、世界で3番目に取引量の多い通貨ペアになります。

またユーロドルと比べると比較的ボラリティが激しいのもポンドドルの特徴です。

AUD/USD(豪ドル/米ドル)

オジドルと呼ばれることの多いAUD/USDはオーストラリアドルとアメリカドルで構成される通貨ペアです。

オーストラリアドルの価値は鉄鉱石や石炭などの資源価格と関係が深く、これらの商品が下落するとAUD/USDも下がる可能性があります。

FX市場においても5%ほどのシェアを誇っており、注目されることの多いの通貨ペアです。

USD/CAD(米ドル/カナダドル)

USD/CADはアメリカドルとカナダドルで構成された通貨ペアです。

カナダの主な輸出品が石油であることから、石油価格との関連度が高いと言えます。

石油は基本的にドルで取引されるのでカナダが石油取引を通じて多くの米ドルを得ています。

そのため原油価格が上昇すればカナダドルも価値が高まる傾向があると言えるでしょう。

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FXの出来高がわかるテクニカル指標・見方

実際にFXのチャート上に出来高を表示させる方法について解説していきます。

今回は、世界中のトレーダーが使用しているMT4/MT5という取引ツールにおける出来高の表示方法について紹介します。

MT5上に出来高を表示させる場合はボリュームというテクニカル指標を使用します

このボリュームを表示させることによって実際の取引量を知ることができ、今後の値動きを予測する判断材料となります。

以下からはMT5にボリュームを表示させる2種類の方法を画像共に解説します。

①MT5のチャート上で右クリックを押した後、出来高をクリックします。

②画面上部にあるツールバーのチャートを押しで、出来高をクリックします。

すると以下の画像のようにチャート上に出来高を表示させることができました。

これでMT5でのボリューム(出来高)の表示が完了となります。

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出来高からFXチャートを分析してみよう

以上ここまでで出来高の基本的な概要や取引手法まで詳しく解説してきました。

この記事のまとめ

出来高はFX相場の流れを知るために非常に便利な指標であり、その出来高の情報を取引エントリーの判断材料にすることができます。特に出来高とFXの値動きは密接に関わっているため、出来高を知ることができればより正確なFXチャート分析ができるようになると言えるでしょう。

出来高の仕組みと概要を知って、チャート分析に活かすことでより確実性のあるトレードをするようにしましょう。

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