FXの塩漬けとは、含み損のポジションを抱えたまま損切りをできないことを言います。
塩漬けは、含み損が含み益に反転する可能性がある一方で、さらに損失を拡大させてしまうリスクもあります。
本記事では、塩漬けのリスクとその対処法について詳しく解説しますので、しっかり理解しておきましょう。
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FXの塩漬けとは?

FXにおける「塩漬け」とは、相場の見通しが外れたにもかかわらず損切りができず、含み損を抱えたポジションを長期間保有してしまうことを指します。
つまり、自身のトレード戦略で想定していた保有期間を超えてもポジションを決済できずにいる状況のことです。
塩漬けに陥ってしまう心理的な理由は主に2つ挙げられます。
1つ目は、損切りによる投資資金の減少への強い抵抗感です。早期に損切りできない場合、含み損が拡大する可能性が高まります。
2つ目は、相場が好転し、含み損が解消される、あるいは含み益に転じることへの期待感です。
塩漬け状態を回避するためには、これらの心理を理解し、適切な対策を講じることが重要です。
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FXの塩漬けのリスク・おすすめでない理由

FXの塩漬けにはどのようなリスク・おすすめでない理由があるのでしょうか。
FXで塩漬けを避けるべき4つの理由について見ていきましょう。
メンタルに負担がかかる
FXの塩漬けはメンタルに負担がかかるため、その後の取引に悪影響を及ぼします。
FXの塩漬けは「いつ塩漬けが終わるのか」という不安を生みます。
実際に含み損を抱えているチャートを毎日チェックするため、正常な精神状態でいることは難しいでしょう。
精神状態が安定していないと適切な判断をすることができず、その後の取引も負ける可能性が高まります。
精神的負担となる塩漬けはなるべく避けることをおすすめします。
含み損がさらに膨らむ可能性がある
相場の急変によって含み損がさらに膨らむ可能性があるため、FXの塩漬けははやく損切りしてしまうことをおすすめします。
例えば現時点で1万円の含み損を抱えたポジションを塩漬けしているとしましょう。
相場が好転し含み益となる場合もありますが、悪い方向に急転して5万円の含み損に変わる可能性もあります。
塩漬けをしているときは、良い方向に相場が動くことをイメージしてしまいがちです。
しかし最悪の状況を想定して判断をすることが大事です。
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塩漬け中は新たにエントリーがしづらい
塩漬け中は、ポジション数や取引量によって、新たにポジションを持てなくなる可能性があります。
証拠金維持率が低下すると新規ポジションを保有できなくなるため、そのような状態はできるだけ避けたいところです。
新たにポジションを持てない状態は、相場の変動に対応することができず危険です。
常に新規のポジションを持てる余裕を作っておくことが、FXで勝ち続けるためには必要です。
選択の幅を広く持つためにも、塩漬けに陥らないように注意しましょう。
塩漬けの悪癖がついてしまう
塩漬けの悪癖がついてしまうことは、トレードを続けるうえで大きな問題です。
含み損があるポジションが相場の回復でプラスに転じた経験を一度でもしてしまうと、塩漬けの悪い癖がつく恐れが高いです。今後も同じことが起こることを期待して、塩漬けを頻繁に行ってしまいます。塩漬けが癖付いてしまうことはもっとも避けるべきことの内の1つです。
塩漬けを失敗した時の損失は大きく、投資資金の半分以上を失う場合もあります。デメリットの大きい塩漬けが癖付くことは避けましょう。
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FXの塩漬けのメリット
デメリットが多いFXの塩漬けですが、逆にFXの塩漬けにメリットはあるのでしょうか。
FXの塩漬けのメリットはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
建値に戻ってくる可能性がある
塩漬けしていたとしてもポジションを保有する限り、建値に戻ってくる可能性があります。
為替相場は一定のリズムで上下への動きを繰り返す傾向にあります。そのため1度下がった値は時間はかかりますが、いつか上がる可能性が高いです。下がり切った後に上がることを期待して保有し続けるFXトレーダーも少なくありません。
資金力がある人は余裕を持ち資金をショートさせずに、あえて数年単位の長期保有をすることは悪くはないでしょう。
スワップポイントで利益を上げられる可能性がある
塩漬けしている場合でも、スワップポイントで利益を上げられる可能性があります。
スワップポイントとは2つの通貨の金利差によって、お金を得る手法です。低金利な通貨を売り、高金利な通貨を買うことによってその金利差分のお金を得ることができます。スワップポイントは為替変動に関係なく継続的にお金を得ることができます。
含み損よりもスワップポイントで得られるお金が多ければ、塩漬け状態でも利益を得ることが出来ます。
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FXの塩漬けの解消法・対処法

FXの塩漬けはデメリットが多いため、避けた方が良い状態です。
FXの塩漬けの解消法・対処法は具体的にどのようなものがあるのでしょうか。4つの方法を見ていきましょう。
即座に損切りする【一番良い】
基本的に塩漬けの対処法は損切りのみで、理想は塩漬けになる前に損切りする価格を決めておき、決めた価格に到達したら損切りするのが塩漬けの対処法です。損切りのタイミングを逃してしまった後でも、塩漬け状態の含み損をはやく損切りしてしまうことで、さらに損失が拡大するのを防ぐことができます。
大きな含み損がある塩漬けを損切りすることは、心理的に難しいですがその後の取引を優位に進めるためにも、早めの損切りをおすすめします。最悪の状況を避けるためにも、あらかじめ明確に損切りするタイミングを決めておくことが重要です。
損切りやトレードルールの決め方に関しては以下の記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

ナンピンする【微妙】
計画的にナンピンを行うのも塩漬け状態を脱する有効な手法です。
ナンピンとは含み損を抱えたポジションをあえて買い増したり、売り増したりすることです。
例えば1ドル=100円で買ったポジションが95円まで下がった時に95円で買い増します。しかしリスクもあるため、FXの経験が十分にある必要があります。
消極的に塩漬け状態のまま待つよりも、計画的にナンピンを活用して塩漬け状態を解消することも選択肢の1つです。
両建てをする【微妙】
両建てをすることで様子を見るのもFXの塩漬けへの対処法です。両建てをすることで損失を抑えることが出来ますができればしない方が良いです。
両建てとは同一の通貨ペアに対して、買いポジションと売りポジションの両方を同時に所有する手法です。例えば米ドル/円の買いポジションと売りポジションの両方を同時に所有することによって、損失や利益を固定できます。
しかし両建てをすることによってロスカットの可能性が高まる等のリスクもあるため、慎重に両建てすべきかを考える必要があります。
プラスになるまで待つ【最終手段】
FXで塩漬け状態をそのままにして含み損を抱えている状態から、含み益となるまでひたすら待つのも塩漬けの対処法です。しかしこの方法は資金力に自信がない人やFX初心者は絶対にやらない方が良い方法です。
為替相場は基本的に上がったり、下がったりを繰り返しています。そのため待っていれば、いずれ上がるタイミングが訪れる可能性があります。上がって含み益が発生したときに決済することで、利益を上げることが出来ましょう。
プラスになるまで待つ方法は、さらに損失が広がることやプラスになるまでに数ヶ月、あるいは数年かかる可能性もあることを念頭におきましょう。そのため十分な資金力とメンタルを持ち合わせている必要があります。
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FXの塩漬けはあまりおすすめじゃない
FXの塩漬けのメリットやデメリットを述べてきましたが、FXの塩漬けはあまりおすすめ出来ません。
FXの塩漬けはもちろんメリットもありますが、デメリットの方が大きいでしょう。持続的にFX取引を優位に進めるためには、FXの塩漬け状態は避けるべきです。
FXの塩漬け状態にならないために、あらかじめ明確に損切りのタイミングを決めておくことが大事です。またFXの塩漬け状態になってしまった際でも冷静になり、計画的に対処しましょう。
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