FXチャート分析の基本とは?チャートの見方から分析のコツまで徹底解説!

FXチャート基本のアイキャッチ

FX相場においてチャート分析はとても重要です。

本記事ではFXにおけるチャート分析の基本的な見方に加えてコツや注意点、さらにはおすすめのテクニカル指標まで詳しく解説しています。

FX初心者の方から上級者の方まで理解しやすい内容となっています。ぜひ本記事を参考に、知識の整理やスキルアップにお役立てください。

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目次

FXチャートの基本的な見方

FXにおけるチャートとは、為替レートの値動きをグラフで視覚的に表したものです。

FXでは、このチャートを使って相場を予測する「テクニカル分析」が主流となっています。より精度の高い分析を行うためにも、まずはFXチャートの基本的な見方を身につけておきましょう。

ここではFXのチャートの基本的な見方について詳しく解説しています。

チャートの縦軸と横軸

チャートの縦軸と横軸の画像

チャートにおいて、横軸が時間、縦軸が価格を表します。

チャートの分析の際には時間足を設定して分析する必要があります。時間軸は5分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足と短期足から長期足まであります。

分析を始める際は、長期足から順番に短期足を見ていくのがおすすめです。

長期足を見ることにより、長期のトレンドの把握が可能です。また一方で短期足ではより細かい値動きを追うことが出来ます。

両者の特徴をうまく組み合わせて、相場を把握するようにしましょう。

チャートの種類

FXの分析に用いられるチャネックラインーソク足チャート、バーチャート、ラインチャートの三種類があります。

それぞれのチャートの特徴を把握することで、自分に合ったチャートを用いて分析を行いましょう。

ローソク足チャート

ローソク足の見方を説明したイラスト

ローソク足は一定期間の始値、終値、高値、安値を一本の棒状の足で表現したものです。

ここで言う始値、終値とは、それぞれ期間の開始時および終了時における値段を指します。また、高値、安値は期間中の最も高かった値段、安かった値段を意味します。

始値と終値を四角で囲んだ部分を実体、高値から実体に引いた線を上ヒゲ、安値から実体に引いた線を下ヒゲと言います。

このローソク足を並べることで、相場の流れを視覚的に理解できるようにしたものを、ローソク足チャートと言います。

ローソク足は、始値よりも終値が高い場合は陽線、安い場合は陰線と呼ばれます。配色は取引ツールによって異なりますが本記事では、陽線が緑、陰線は赤で表示しています。

また、始値と終値が同値である場合を寄引同時線と言い、陰線と同じ赤色で表されます。

ローソク足チャートは、他のチャートと比べると視覚的情報が多く、一目でより沢山の情報を簡単に入手することが出来ます

バーチャート

バーチャートの見方を簡単に説明したイラスト

バーチャートとは、一定期間の始値、終値、髙値、安値をバーのみで表したチャートのことを指します。

海外では終値が重視されていることから、終値、高値、安値の3本値のみで構成されるものもあります。

ローソク足チャートと違い、実体がなく、高値と安値が一本の垂直な直線で表されます。縦線から左に伸びる横線が始値、右に伸びる横線が終値を意味します。

この時、始値よりも終値が高い位置で終わっていれば陽線、逆に低い位置で終わっていれば陰線となります。

バーチャートは高値と安値を強調したシンプルなチャートであるため、トレンドラインが引きやすいというメリットがあります。

一方で、始値と終値が見えにくいため、慣れるまでは陰線と陽線の判断がつきにくいというデメリットもあります。

ラインチャート

ラインチャートについての説明イラスト

ラインチャートとは、終値だけをつなげた折れ線グラフで描かれたチャートです。終値のみで構成されるため、ローソク足チャートやバーチャートと比べると情報が少ないという特徴があります。

ラインチャートは表示される情報が少ないからこそ、長期的な相場のトレンドを把握しやすいため、長期間のトレードの際におすすめのチャートです。

また、情報が限定されているため、値動きに惑わされずにトレードできます。そのため、心理的な負担は他のチャートに比べて少ないと言えます。

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FXチャート分析の基本

チャート分析のコツについての説明イラスト

いざチャート分析を始めてみようとしても何から始めればいいかわからない、そんな方のためにFXのチャート分析の基本を紹介します。

トレンドを見るについてのイラスト

FX取引で使われるトレンドとは、為替相場の方向性を意味します。

FXのチャートにおけるトレンドには上昇トレンド、下降トレンド、レンジ相場の三種類があります。

上昇トレンドとは、継続的に相場が上昇し続けている状態のことを指します。逆に、継続的に相場が下降している状態のことを下降トレンドと言います。

また、レンジ相場とは一定の変動幅の中で価格が上がったり下がったりを繰り返す相場を意味します。

FXのトレンドは、基本的にレンジ相場が7~8割を占め、上昇・下降トレンドが合わせて2~3割であると言われています。

ラインを見つける

FXの相場は基本的に経済や経済の情勢など、様々な要因を受けながら上昇トレンド、下降トレンド、レンジ相場の三つの方向性を繰り返しています。

ラインを引くことで相場がどのトレンドにあるのかを把握することが出来ます。トレンドの発生を分析するためにも、ラインの種類を理解し、活用しましょう。

トレンドライン

トレンドラインについての説明イラスト

トレンドラインとは、相場のトレンド方向に沿って引いたラインのことです。

上昇トレンドにおいては安値同士を結んだライン(サポートライン)、下落トレンドにおいては高値同士を結んだライン(レジスタンスライン)を引きます。

また、レンジ相場においては安値同士と高値同士を結び、二本の水平線を引きます。

これらのラインを引くことにより、長期的なトレンドの動きを把握することが出来ます。

サポートライン

サポートラインについての説明イラスト

サポートライン(下値支持線)とは、それ以上価格が下落することはないと考えられているラインです。

上昇トレンドにおいて、安値を結んだラインや、レンジ相場などで反発を繰り返す下値を結んだ水平線のことを指します。

サポートラインでは、反発して価格が上昇する可能性が高いため、基本的には買いのサインです。しかし、ブレイクする可能性もあるため注意が必要です。

このように、サポートラインは転換点の予測やエントリーポイントを見つける一つの指標になります。

レジスタンスライン

レジスタンスラインについての説明イラスト

レジスタンスライン(上値抵抗線)とは、それ以上価格が上昇することはないと考えられているラインです。

下落トレンドにおいて、高値を結んだラインや、レンジ相場などで反発を繰り返す上値を結んだ水平線のことを指します。

レジスタンスラインでは、反発して価格が下落する可能性が高いため、基本的には売りのサインです。しかし、サポートサインと同様にブレイクする可能性もあります。

このように、レジスタンスラインはサポートラインと同じように、転換点の予測とエントリーポイントを見つけるのに有効です。

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FXチャート分析の注意点

チャート分析における注意点3つの説明イラスト

ここではチャート分析を行うにあたり、押さえておくべき注意点を3つに分けて紹介します。

インジケータ―を適切に使用すべき

インジケータ―とは、相場分析をするためのチャート上に表示するサポートツールのことを指します。

インジケータ―を用いることにより、視覚的にチャートを把握しやすくなります。インジケータ―によって得た情報を頼りに、売り買いのタイミングを見極めたり、トレンドの流れを把握することが出来ます。

しかし、インジケーターを使用する場合、適切なインジケーターを選択し、多くのインジケーターを重ねて使用しないように注意する必要があります。

複数のインジケーターを同時に使用してしまうと、矛盾したシグナルが出る可能性があります。

例えば、Aのインジケーターでは売りのサインが出ているのに、Bのインジケーターでは買いのサインが出ているという状況になる場合があります。

そのため、インジケーターを使用する際には適切なものをしっかりと見極めて使用するようにしましょう。

以下の記事ではおすすめのインジケーターから注意点、使い方、選び方まで詳しく紹介しています。

FXのチャートから出来高を確認することは出来ない

FXのチャートから出来高を確認することは出来ないの導入イラスト

FXにおける出来高とは、特定の期間中に成立した取引量のことを指します。

基本株式は出来高を確認することで相場の流れを把握します。しかし、FXのチャート分析では出来高を表示できません。そのため、他の部分を頼りに分析する必要があります。

例えば、チャートの値動きが安定している通貨ペアを選ぶことで、出来高が確認できなくても、相場の流れを予測しやすくするという方法があります。

値動きが安定している通貨ペアとは、取引量が多く、多くの人が注目している通貨ペアのことを意味します。

下記に世界で取引量の多い通貨ペアをランキング形式で紹介しています。出来高を確認できないからこそ、取引量の多い通貨ペアを選んで相場の流れを予測しやすくしましょう。

順位通貨ペア
1位ユーロ/米ドル(EUR/USD)
2位米ドル/円(USD/JPY)
3位英ポンド/米ドル(GBP/USD)
4位豪ドル/米ドル(AUD/USD)
5位米ドル/カナダドル(USD/CAD)

複数の時間足で分析をすべき

複数の時間足で分析すべきについての導入イラスト

FXのチャートには、15分足、1時間足、4時間足など短期から長期まで様々な時間足があります。

チャート分析を行う際には、異なる時間足のチャートを確認することが重要です。複数の時間足を用いて分析することで、相場状況をより詳しく分析することが出来ます。

FXにおいて、複数の時間足を用いて分析する方法のことをマルチタイムフレーム分析と言います。

長期的なトレンドと短期的なパターンを把握するために、マルチタイムフレーム分析を活用しましょう。

以下の記事ではマルチタイムフレーム分析を使った分析方法やエントリーの仕方について解説しています。

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おすすめのテクニカル指標3選

おすすめのテクニカル指標3選

テクニカル指標とは、テクニカル分析に用いられる指標のことを指します。

テクニカル指標には多くの種類がありますが、今回は中でもおすすめのテクニカル指標を3つ紹介します。

移動平均線

移動平均線(Moving Average)は、テクニカル分析における主要な指標の一つで、一定期間の価格データを平均してプロットした線のことを表します。

これにより、価格の変動を平滑化し、相場のトレンドや方向性を把握しやすくなりますさらに、多くのユーザーが用いているため、信頼度が高い指標でもあります。

移動平均線の説明イラスト

移動平均線を用いたテクニカル分析で注目すべきポイントは、その向きと角度です。

上向きの弧であれば上昇トレンド、下向きの弧であれば下落トレンドを表します。その時の角度が急であればあるほど勢いが強く、トレンドが持続する可能性が高いことを意味します。

さらに、期間の異なる移動平均線を用いることによって売買のポイントを図ることもできます。移動平均線においては、短期線と長期線の交わる箇所が売買のポイントです。

短期線が長期線を下から上に交差することを「ゴールデンクロス」、逆に上から下に交差することを「デッドクロス」と言います。

ゴールデンクロスは、これから相場が上昇傾向に転じる可能性がある買いサインです。一方デッドクロスは、相場が下落傾向に転じる可能性がある売りサインを表します。

水平線

水平線についてのイラスト

水平線とは、特定の価格帯で価格の反転や抵抗が起こりやすいことを示す、チャート上に引かれる水平な線を指します。

水平線には安値同士を結んだサポートライン、高値同士を結んだレジスタンスラインの二種類があります。これらを用いることにより、市場参加者が意識している価格を知ることが出来ます。そのため、トレードの判断やエントリーポイントの特定に役立ちます。

また、水平線を引く際には、反発回数に注目して引くことが大切です。

同じ価格での反発回数が多い水平線は、今後も反発する可能性が高いと言えます。そのため、まずはチャートを見て価格がたくさん反発しているところを探しましょう。

しかし、同じ水平線が長期間にわたって機能し続けることはなく、時間が経てば反発が起こりにくくなります。さらにはブレイクアウトが起こり、相場が急激に変動する恐れもあります。

そのため、直近で機能している水平線を見極めることが重要です。

トレンドライン

トレンドラインのせつめいいらすと

トレンドラインとは、テクニカル分析において価格チャート上に引かれる直線で、価格のトレンドの方向性や傾向を示すために使用される重要なツールのことを指します。

トレンドラインが引くことができるチャートでは、そのトレンドラインが再度反発する可能性が高いため、エントリーする目安になります。

ただし、トレンドラインも継続して反発が起きるわけではなく、いつかはブレイクするため、しっかりとブレイクした時に備えて損切りの基準を決めておくことが大切です。

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よくあるチャートパターン6選

よくあるチャートパターン導入イラスト

チャートパターンとはFX相場のトレンドの転換や継続する際に出現しやすい、特徴的なチャートの形のことを指します。

チャートパターンを知ることで相場のトレンドを予測し、エントリーポイントを見つけることが出来ます。

精度の高い分析を行うためにもチャートパターンを覚えましょう。ここではよくあるチャートパターンを6種類解説しています。

三尊天井

三尊天井はヘッド・アンド・ショルダー・トップとも呼ばれる相場の転換点を表すチャートパターンです。

中央に一番高い高値があり、その両側に一番高い高値よりも少し低い高値が存在し、三つの山のような形になっているのが特徴です。

また、トレンドの転換点を意味するネックラインもエントリーの際に重要なポイントです。三尊天井の形における谷の部分がネックラインに当たります。

チャート上において三尊の形が形成され、ネックラインを割れたとき、上昇トレンドから下降トレンドへの転換点となる可能性があります。そのため基本的に、ネックラインに達したタイミングでエントリーしましょう。

一度ネックラインを割り、下降トレンドに転じたように見えたとしても、上昇トレンドが衰えていないために再度上昇する可能性があるため注意しましょう。

逆三尊

逆三尊についての解説イラスト

逆三尊はヘッド・アンド・ショルダー・ボトムとも呼ばれる、三尊天井と同様に相場の転換点を示すチャートパターンです。

中央に一番安い安値があり、その両側に一番安い安値よりも少し高い安値が存在し、三つの谷のような形になっているのが特徴です。

また、三尊天井と同様に、ネックラインがエントリーの際に重要なポイントであり、逆三尊の場合には山の部分がネックラインに当たります。

逆三尊の形が形成された後ネックラインを上回った場合、下降トレンドから上昇トレンドへの転換点となる可能性があります。そのため基本的に、ネックラインに達した時もしくはネックラインに達したタイミングでエントリーしましょう。

一度ネックラインを上抜けし、上昇トレンドに転じたように見えたとしても、下降トレンドが衰えていないために再度下降に転じる可能性もあるため注意しましょう。

ダブルトップ

ダブルトップについての説明イラスト

ダブルトップとは上昇トレンドの終わりに見られるチャートパターンであり、下降トレンドへの転換を示します。

上昇トレンドの際に一度下落し、その後反発し上昇するものの前回高値付近で再び下落しそのまま下降トレンドに転じ、ネックラインを割る形となります。

ダブルトップが形成されたのを確認したら、ネックラインを割ったタイミングでエントリーを狙いましょう。

しかし、三尊天井と同じように、一度ネックラインを割ったとしても再度上昇する可能性があるため注意する必要があります。

ダブルボトム

ダブルボトムについての説明イラスト

ダブルボトムとは、ダブルトップとは反対に下降トレンドの終わりに見られるチャートパターンであり、上昇トレンドへの転換を示します。

下降トレンドの際に一度上昇し、その後反発し下降するものの前回安値付近で再び上昇しそのまま上昇トレンドに転じ、ネックラインを上抜けする形となります。

ダブルボトムが形成されたのを確認したら、ネックラインを上抜きしたタイミングでエントリーしましょう。

しかし、逆三尊と同じように、一度ネックラインを上抜けしたとしても再度下降する可能性があるため注意する必要があります。

トリプルトップ

トリプルトップについての説明イラスト

トリプルトップとは、ダブルトップと同じように上昇トレンドの終わりに見られるチャートパターンです。

ダブルトップでは、ネックラインで再上昇した後高値に達したところからネックラインを割り、下降トレンドへ転じていました。しかし、トリプルトップではそのあとネックラインでもう一度反発し、高値に達したところで下降に転じるという違いがあります。

基本的にトリプルトップが形成されたのを確認したら、ネックラインを割ったタイミングでエントリーしましょう。

しかし、三尊天井、ダブルトップ同様に再度上昇する可能性もあるため注意しましょう。

トリプルボトム

トリプルボトムについての説明イラスト

トリプルボトムとは、ダブルボトムと同じように下降トレンドの終わりに見られるチャートパターンです。

ダブルボトムでは、ネックラインで再度下落した後安値に達したところからネックラインを上抜けし、上昇トレンドへ転じていました。しかし、トリプルボトムではそのあとネックラインでもう一度反発し、安値に達したところで上昇に転じるという違いがあります。

トリプルボトムが形成されたのを確認したら、ネックラインを上抜けしたタイミングでエントリーしましょう。

しかし、逆三尊、ダブルボトム同様に再度上昇する可能性もあるため注意しましょう。

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チャート分析を極めて利益を増やそう

チャート分析を極めて利益を上げるについてのイラスト

基本的なチャート分析を用いることにより、エントリーポイントの特定やトレンドの把握を行うことが出来ます。そのため、チャート分析はFXにおいて利益を上げるうえで重要な手法の一つです。

今回紹介したチャート分析についての基本知識から、コツ、注意点までをしっかりと理解し、チャート分析を活用できるようにしましょう。

この記事のまとめ

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