サイコロジカルラインをどのように使えば利益をあげられるでしょうか。
サイコロジカルラインとは、投資家の心理を数値化し、それをもとに売買を判断する逆張り型のオシレーター系テクニカル指標です。
本記事では、サイコロジカルラインの基本的な見方・使い方に加えて、他のオシレーター系指標との違いや、併用におすすめのインジケーター、そして使用時の注意点までを詳しく解説します。
サイコロジカルラインを正しく理解し活用すれば、相場心理を的確に読み取り、トレードで優位に立つことが可能です。
ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてください。
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サイコロジカルラインとは?
サイコロジカルラインとは、数値化した投資家の心理をもとに相場での売買を判断する逆張りのオシレーター系テクニカル指標です。サイコロジカルラインで売買のタイミングを見極めたいときに使います。
サイコロジカルラインは、相場の過剰な取引量を見るための指標として人気です。
サイコロジカルは日本語で「心理的な」という意味を持ちます。サイコロジカルラインも「投資家が抱く心理を数値化した指標」と言われています。
サイコロジカルラインの一般的な計算方法
サイコロジカルラインは以下の計算式で求められます。
サイコロジカルライン(%) = 12日間のうち終値が上昇した日数÷12×100
一般的には12日間をひとまとまりとしてサイコロジカルラインを出しますが、12日でなくても計算方法は同じです。
例えば、12日間のうち終値が上昇した日数が3日のとき、サイコロジカルラインは25%となります。
サイコロジカルラインが25%よりも低くなると「さすがにもう上がるだろう」と考えて買いエントリーする投資家が増え、価格が上昇する可能性が考えられます。
このように計算式が非常に単純でわかりやすいうえ、相場の心理状態が簡単にわかります。そのためテクニカル指標としてよく使われます。
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サイコロジカルラインの見方・使い方
サイコロジカルラインが何%になると、どのような判断をすべきなのでしょうか。売りサインと買いサインの両方で活用できるサイコロジカルラインの使い方を解説します。サイコロジカルラインを利用してトレードをしましょう。
サイコロジカルラインの見方
25%以下は売られすぎ
結論から述べると、サイコロジカルラインが25%以下は買いサインです。
サイコロジカルラインの一般的な対象算出期間は12日間なので、上昇したのが3日間以下だった場合、25%以下という数値になります。
つまり、数値は25%を下回ると「売られすぎのサイン」を意味します。

つまり、前日の終値より低い日が12日間のうち9日以上ある場合、サイコロジカルラインは25%以下に達します。相場がこれ以上は下がりにくく、今後上昇する確率が高いと判断できるため、買いエントリーするのが得策です。
他の投資家も同じような心理が働くので、買いエントリーが増えて価格が上昇しやすいです。
75%以上は買われすぎ
サイコロジカルラインが75%以上は売りサインです。前日の終値を上回る日が12日間のうち9日以上あるならば、上昇が続きすぎなのでそろそろ下落すると判断して売りエントリーするのがおすすめです。

時間が経つと、チャートがサイコロジカルラインの数値75%を上から下に抜けることがあります。これは「売りサイン」なので売りエントリーしましょう。
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その他のオシレーター系指標との違い
オシレーター系指標とは短期間での売られ過ぎ・買われ過ぎを判断するための指標で、オシレーター系指標は、サイコロジカルラインの他に、RSI・ストキャスティクスという有名な指標があります。
本記事では代表的なオシレーター系指標であるRSI・ストキャスティクスとの違いを解説します。
- サイコロジカルライン=一定期間において、上昇した「日数」がどれくらいか
- RSI=一定期間において、上昇した「値幅」がどれくらいか
- ストキャスティクス=一定期間において、最高値・最安値との差がどれくらいか
サイコロジカルラインは直近のトレンドに影響を受けやすく、RSIは、サイコロジカルラインよりも正確に上昇値幅の比率を求めれます。RSIは一定期間のうち上昇した値幅の比率を算出するので大きな値幅を取るのに向いています。
一方、ストキャスティクスは過去の価格を基準にして現在の価格を予測するもので、トレンド相場ではなくレンジ相場で上手く利用できます。
各インジケーターの強みをおさえ、インジケーターを複数併用して利益を上げましょう。
サイコロジカルラインと併用して使うべきインジケーター
では、サイコロジカルラインとどのインジケーターを併用すれば効果的なのでしょうか。ここではサイコロジカルラインと併用すべきインジケーターとして以下の二つを解説します。
RSI

RSIとは相場の値動きの強弱を数値化し、買われすぎなのか、売られすぎなのかを判断できるオシレータ系指標です。
サイコロジカルラインは相場の値動きの強弱が把握できません。そのため値動きの強弱を判断したい場合はRSIを活用しましょう。
サイコロジカルラインとRSIを組み合わせることで、相場の過熱感を分析する際の根拠が強くなります。
RSIの使い方はこちらを参照してください。

ストキャスティクス
ストキャスティクスはあ売られすぎや買われすぎを表すオシレータ系指標です。ある期間の最安値から最高値までの範囲で、直近の終値がどこにあるかを示します。
サイコロジカルラインと同様に逆張りに強いと言われています。それぞれを組み合わせて使えば精度の高い逆張りができます。
ストキャスティクスの詳細はこちらをご覧ください。

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サイコロジカルラインを利用する上での注意点
サイコロジカルラインはシンプルで使いやすい反面、注意すべき点もいくつかあります。
ダマしが多い

サイコロジカルラインを使う際はだましの危険性があることを忘れてはいけません。サイコロジカルラインは相場の上昇・下降傾向のみを判断できます。そのため、だましに合う可能性も十分あり、FX取引時の売買判断が難しいです。
ダマしが何かわからない方はこちらをご覧ください。

トレンドが強すぎるときはサイコロジカルラインが75%を上回っても上昇が継続することがあります。逆に、25%を下回っても下落が継続したりする可能性もあります。
サイコロジカルラインはあくまで他の投資家の心理をもとに売買を判断するツールなので、RSIなどの他のオシレーター系指標と組み合わせてだましを回避できるようにしましょう。
値幅が考慮されていない

サイコロジカルラインは値幅を考慮していない点も注意しなければいけません。
サイコロジカルラインは前日と比べて上昇した日数の比率で、前日の終値をどのくらい上回ったのかまでは計算していないのでその分正確性は低いでしょう。
例えば、価格が大暴落した日が1日あってその後徐々に価格が上昇していった場合はサイコロジカルラインが高くてもその相場の上昇した値幅は小さいはずです。つまり、pipsの大小にかかわらず同じ1日としてカウントされてしまいます。
このようにサイコロジカルラインは相場の強さを把握するのが苦手です。そのため、相場の強さを把握するためにはRSIとの併用をおすすめします。
他のテクニカル指標との併用が必要
他の指標と併用してより確実な取引を目指そう
FXを行う際の大前提として、どのテクニカル指標も確実なものはありません。そのため、常に他のテクニカル指標やファンダメンタルズ分析などとの併用を念頭に置いて利用することが肝です。
例えば、本記事で紹介してきたRSIやストキャスティクスとの併用などがあります。
初心者向きではない
サイコロジカルラインは逆張り手法として効果を発揮します。
順張り手法はエントリーポイントがわかりやすく、損切りもトレンドと逆行した時に行えば良いので単純です。そのため、取引にまだ慣れていないFX初心者には順張りトレードをおすすめします。
順張り・逆張り手法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

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サイコロジカルラインの使い方に関してよくある質問
最後にサイコロジカルラインの使い方に関してよくある質問を紹介します。紹介する質問は以下の4つです。
サイコロジカルラインのおすすめの使い方は?
サイコロジカルラインの数値が25%を下から上に抜けるときに買い、75%を上から下に抜けるときに売りエントリーをするのがおすすめです。
なぜなら底をつき、トレンドが変化する境目である可能性が高いからです。
MT4・MT5でのサイコロジカルラインはどうやったら使える?
MT4・MT5での使い方
「サイコロジカルライン ダウンロード」と検索してサイコロジカルラインをダウンロードします。サイコロジカルラインは無料でダウンロードが可能です。
サイコロジカルラインをダウンロードできたら、MT4・MT5を起動して、「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。

MQL4(MT5の場合はMQL5)がででくるので、ダウンロードしたpsychological indicatorをドラッグで移動させてください。

MT4・MT5にサイコロジカルラインのドラッグ移動が完了したら、MT4・MT5を再起動してください。
MT4・MT5を開き、「挿入」→「インジケーター」→「カスタム」→「psychological indicator」の順にクリックすると、以下の画像のようにチャートの下にサイコロジカルラインが表示されます。

サイコロジカルラインと他のインジケーター併用の具体的な使い方は?

ここでは、RSIというオシレーター系指標と併用した場合を解説します。RSIは70%以上で買われすぎ、30%で売られすぎと判断できます。サイコロジカルをRSIと併用すると、より正確な売買の判断ができます。
画像の場合は、サイコロジカルラインが25%を下回り、RSIが30%を下回ったため売られすぎな状態だと判断して買いエントリーしました。利確はサイコロジカルラインが75%を上回るか、RSIが70%を上回ったタイミングが利確タイミングです。
サイコロジカルラインは1本表示しかできない?
サイコロジカルラインは、1本表示以外の使用方法はありません。
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サイコロジカルラインを使って売買サインを上手に判断しよう
本記事ではサイコロジカルラインについて解説しました。サイコロジカルラインは相場の買われすぎ・売られすぎを示すオシレーター系指標です。サイコロジカルラインが25%以下のときは買いサイン、75%以上のときは売りサインと判断できます。
ただし、サイコロジカルラインは他の投資家の心理を数値化したもので、必ずしもだましがないとは言えません。だましに遭う可能性を下げるためにも今使っている他の指標とサイコロジカルラインを併用しませんか。
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