FXのゴールデンクロスを用いたトレードは、FX初心者でも手法として使いやすいのが最大のメリットです。
本記事では、移動平均線を活用したゴールデンクロスとデッドクロスの見つけ方をはじめ、効果的なトレード手法や注意点について詳しく解説します。
ぜひ本記事を参考に、実践トレードに役立ててください。
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FXの移動平均線とは

移動平均線とは、相場において一定期間の終値の平均を線で結んだものです。
短期では5日〜25日、中長期では75日〜100日といった期間を設定し、複数の移動平均線をチャート上に表示することで、相場の流れを視覚的に把握できます。
価格の上昇や下落の傾向を線で表示できるため、一目で相場の環境認識ができるのが本来の使い方です。
また、今回紹介するゴールデンクロス・デッドクロスも、主に移動平均線を用いた手法となっており、移動平均線はFXの手法としてよく使われています。
移動平均線については以下のページで詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

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FXのゴールデンクロスとは?

ゴールデンクロスとは、短期移動平均線が長期移動平均線を上抜けた時を指しており、ゴールデンクロスが起こると相場が上昇する可能性が高くなります。
ゴールデンクロスはトレンドが上向きに転じたシグナルとしてよく使われますが、移動平均線にも様々な種類があるので時間軸やクロスのタイミングによって意味合いが変わってくるのが特徴です。
FXのデッドクロスとは?

FXのデッドクロスは、先ほどのゴールデンクロスとは異なり短期移動平均線が長期移動平均線を下抜けたポイントのことを指します。
デッドクロスが起こるのは上昇トレンドが終わってトレンドが下向きになるタイミングや、短期で一気に下落しそうなタイミングが主です。
FXのゴールデンクロス・デッドクロスに用いるテクニカル指標

実際にゴールデンクロス・デッドクロスを確認してトレードに活かせるようなテクニカル手法を4つご紹介します。
以下の4つなら短期~長期のトレードをしたい幅広い方におすすめできるので確認しましょう。
25日移動平均線

25日移動平均線は直近25日間の終値の平均を結んだ線となっており、短期的なトレンドを分析するために使うことが多いです。
25日間というと長くも短くもないので、デイトレードやスイングトレードを行う方に好まれるツールです。
25日移動平均線は以下のような役割を発揮します。
- 相場の環境認識
- 移動平均線タッチを狙ったエントリー
- 利確・損切りのタイミングを測るための指標
移動平均線が上向いている時は通貨が上昇傾向にあると考えられますし、環境認識がぱっと分かるのは大きなメリットです。
また、チャートが移動平均線から大きく乖離している場合には移動平均線に戻しに来る可能性が高いのでそこを狙ったトレードもできます。
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75日移動平均線

75日移動平均線は1か月以上保有している中長期トレーダーによく使われるツールですが、25日移動平均線と組み合わせることで強力なツールへと変わります。
25日移動平均線が75日移動平均線を上抜けした時に「ゴールデンクロス」、逆に下抜けしたときに「デッドクロス」の判断ができるので、中長期で続いていたトレンドが終わって転換するタイミングの初動がつかめるのが特徴です。
また、75日移動平均線にチャートがタッチした時の反発狙いなど、単体でもトレードの指標にすることができるでしょう。
MACD

MACDはゴールデンクロス・デッドクロスを使うことができる取引ツールです。「MACD」と「シグナル」という2つの移動平均線を表示させます。
使い方としては、MACDラインがシグナルラインを上抜けした際に「ゴールデンクロス」、下抜けした際に「デッドクロス」と判断します。交差する角度が急であるほど、より強いトレンド転換のサインと見なされることがあります。
より精度の高いトレードを目指すのであれば、他のテクニカルツールと組み合わせて使うことが推奨されますが、角度の急なクロスを確認してからポジションを持つことも有効な戦略の一つです。
MACDについては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

一目均衡表

一目均衡表は日本人が考案したチャート分析ツールです。移動平均線を軸にした5つの要素を組み合わせたもので、世界中のトレーダーから愛用されています。
短期~長期の全てのトレーダーにおすすめでき、主にトレンドの発生や売買シグナルを読み解く上で重要です。
- 転換線が基準線を上抜けたとき
- ローソク足が雲を上抜けしたとき
- 遅行スパンが基準線を上抜けたとき
これらの要素が組み合わさった時に特に強力な買いのシグナルとなり、単純に移動平均線などを使うよりも精度の高いトレードになるでしょう。
先ほど紹介したMACDや移動平均線と組み合わせて使うことで更に強力なツールになるので、気になる方はぜひ利用してみてください。
一目均衡表については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

FXのゴールデンクロス・デッドクロスを用いた手法

FXのゴールデンクロス・デッドクロスを用いた手法には様々なものがありますが、仕組み自体は非常にシンプルなので以下で紹介するものは頭に入れて実際の取引に活かしてみましょう。
ゴールデンクロスでロング

先ほどご紹介した25日移動平均線が75日移動平均線を上抜けしたタイミング、もしくはMACDがシグナルラインを上抜けしたタイミングでロングの注文を入れる手法が、ゴールデンクロスを利用したトレードです。
ゴールデンクロスが起こった直後にすぐロングエントリーしてしまうと、思ったよりも上がらない「だまし」という現象になる可能性もあるので注意が必要になります。
デッドクロスで利益確定

ゴールデンクロスでエントリーした後にチャートが上昇した後、利確ポイントとして適しているのはデッドクロスのポイントです。
自分が設定した移動平均線やMACDを用いてロングのエントリーをした場合、それと同じ設定の移動平均線でのデッドクロスでの利確がおすすめになります。
デッドクロスが起こったからといって、必ずしもトレンド転換が起こるとは限りません。チャートの形や他の分析を組み合わせ、「このままでは上昇が続きそうにない」と判断できる根拠があれば、デッドクロスを利確の目安とすることができます。
デッドクロスでショート

上昇トレンドの高値が更新されず、トレンドが崩れそうになった時にデッドクロスは起こります。
ゴールデンクロスと逆で、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下抜け・MACDがシグナルラインを下抜けしたらデッドクロスです。
高値更新ができていなかったとしても、安値が切り下げにならないとトレンド転換とは言えないという点には注意が必要です。
デッドクロスが起こったとしてもその後に更にトレンドが伸びることも考えられるので取引する際にはよく判断しましょう。
ゴールデンクロスで利益確定

では先ほど持ったショートポジションをどこで決済するのかというと、ゴールデンクロスのタイミングです。
下落トレンドにおいてゴールデンクロスが発生するということは、下げが弱くなっている証拠なので段々と大衆心理が買い優勢に動き始めているということです。ゴールデンクロスが起こった後に一気に相場が逆に動くことも考えられるので注意しましょう。
利確の位置を間違えてしまうと焦って含み益をどんどん減らしてしまう可能性もあるので、慎重に行う必要があります。
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FXのゴールデンクロス・デッドクロスの2つのメリット

FXのゴールデンクロス・デッドクロスには大きく2つのメリットが存在します。メリットを知っておくことでツールを最大限活用できるのでしっかりと確認しておきましょう。
初心者でも見つけやすい
FXのゴールデンクロス・デッドクロスは仕組み上、非常にシンプルなのが特徴です。上昇・下落トレンドにおいて移動平均線がクロスしたことを確認すればそれだけでエントリーポイントになるので初心者の方でも使いやすいのが大きなメリットになります。
また、エントリーした後に自分の予測と違う動きをしたら初心者でもすぐに分かるので損切のタイミングも早まります。また、ゴールデンクロスでポジションに入ればデッドクロスで利確すれば良いので、こちらに関しても初心者でもやりやすいのがメリットです。
初心者の方ほどエントリー・利確・損切りのタイミングをしっかりと見極めることが難しいので、ゴールデンクロス・デッドクロスを用いた手法は非常に強力な手法であると言えます。
トレンド相場で利益を伸ばしやすい
FXのゴールデンクロス・デッドクロスはトレンド相場で大活躍します。特に長期足でトレードする方にとってはトレンド転換のタイミングは分かりにくいもの。
しかしゴールデンクロス・デッドクロスを用いればトレンド転換の初動を捉えられるので、ピラミッティングのような手法を用いれば一気に大きな利益を狙うことができます。
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FXのゴールデンクロス・デッドクロスのデメリット・注意点

しかし、FXのゴールデンクロス・デッドクロスを使う際には注意した方が良い点もあるので、以下で2点ご紹介します。
サインが出るので遅れやすい
FXのゴールデンクロス・デッドクロスは移動平均線を使っているので、クロスのサインが出るのが若干遅れてしまいます。移動平均線よりもローソク足の方が早く出来上がるため、スキャルピングや値動きの激しい通貨を扱う場合は向きません。
あくまでゴールデンクロス・デッドクロスは長期の時間足のトレンド転換で使うと強力なので、使いどころをよく見極めた上でトレードしていきましょう。
レンジ相場で機能しにくい
FXのゴールデンクロス・デッドクロスはトレンド相場やトレンド転換においては非常に強力なツールですが、レンジ相場においてはあまり使い物になりません。
レンジ相場は買いと売りの圧力が拮抗しているので頻繁にクロスが起こります。結果としてクロスが起こってからエントリーしても、短期で大きな変動が起きてマイナスになる恐れがあるからです。
FXの世界ではレンジ相場は頻繁に発生するので、ゴールデンクロス・デッドクロスのみを手法として使うと、トレードできない期間が出てきてしまうのはデメリットです。
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FXのゴールデンクロスに関してよくある質問
FXのゴールデンクロス・デッドクロスと相性のいい指標は何ですか?
たとえば、移動平均線のクロスであればレンジ相場を苦手としているため、レンジ相場に対応できるRSIやボリンジャーバンド、ストキャスティクスなどを併用すると効果的です。または、移動平均線よりも先にクロスが出やすいMACDを併用する手段も考えられます。
FXのゴールデンクロス・デッドクロスは何日のものを使いますか?
一般的には本記事でも紹介した25日線と75日線を使います。しかし、より短期的な値動きを測りたい場合は、5日線と20日線を用いることもあります。
FXのゴールデンクロス、デッドクロスは万能ですか?
いいえ、FXのゴールデンクロス・デッドクロスはレンジ相場への対応を苦手としているため、急な相場変動が起こった時に対応できないことがあります。そのため、レンジ相場に対応できる他のテクニカル指標を併用する必要があります。
FXのゴールデンクロス・デッドクロスはFX初心者におすすめの手法

FXのゴールデンクロス・デッドクロスはFX初心者にこそおすすめできる手法です。初心者であれば悩んでしまうような利確・エントリーポイントの位置が分かりやすいので、あまりトレードの練習をしていなくても利益を狙えるは大きなメリット。
また、仕組みがとてもシンプルなので他の手法のように難しいインジケーターを理解する必要もありません。ゴールデンクロス・デッドクロスを理解することでデイトレード・スイングトレードをする際の武器が1つ増えるので、ぜひ取り入れてみましょう。
最後に本記事のまとめです。
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