FXの移動平均線は、多くのトレーダーが利用している非常に有用な指標です。
本記事では、移動平均線の種類や見方から活用方法までを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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FXの移動平均線とは?
FXの移動平均線とは、一定期間(N本分)のローソク足の平均値をチャート上に表示した指標のことです。
数あるFXのインジケーターやテクニカル指標の中でも最も人気なツールの1つで、移動平均線を利用することで相場のトレンドやトレンドの勢いが一目で分析できます。
{(最新の終値)+(1日前の終値)+(2日前の終値)+…(24日前の終値)}÷25
また、移動平均線は単体で使うのではなく、2~3本の期間設定が異なる移動平均線を組みあわせることで売買のタイミングを測る指標としても利用可能です。
こちらの記事では移動平均線の基本情報や見方・注意点まで丁寧に解説していくのでぜひご覧ください。
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FXの移動平均線の種類

FXの移動平均線の種類には以下の3つがあります。
それぞれの移動平均線の特徴や使い方について見ていきましょう。
SMA(単純移動平均線)
SMA(単純移動平均線)とは3つの移動平均線の中で最もオーソドックスな移動平均線で、一定期間の終値を平均化した数値です。
ただしSMAには直近の値動きに対する反応が遅いためトレンド転換をとらえづらいという欠点があります。
実際のチャート上のSMAがこちらです。

EMA(指数移動平滑平均線)
SMAの欠点を補う目的で作られたのがEMA(指数移動平均線)です。
直近の価格ほど比重が大きくなるよう平均値が計算されているため、EMAはSMAよりもトレンドの発生を捉えやすい特徴があります。
実際のチャート上のEMAがこちらです。

WMA(加重移動平均線)
WMA(加重移動平均線)の計算式では直近の価格を重視し、過去の価格は少しずつ減らしています。そのためWMAは、SMAやEMAと比較して、直近の価格変動に素早く反応し、トレンドの転換を早期に捉えやすいという特徴があります。
実際のチャート上のWMAがこちらです。

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FXの移動平均線の基本的な使い方

こちらではFXの移動平均線の見方について画像を交えて具体的に解説していきます。移動平均線を活用してFXのトレードでより利益を狙いたい方はぜひ参考にしてみてください。
買いのサイン
一般的に短期移動平均線が中期(もしくは長期)移動平均線を下から上に突き抜けた時には買いのサインで、これをゴールデンクロスといいます。ゴールデンクロスとなった実際のチャートがこちらです。

ただし短期移動平均線が中期(長期)の移動平均線を下から突き抜けたからといって必ずしも相場が上昇していくわけではなく、だましには注意する必要があります。
だましとはインジケーターやテクニカル指標が示す売買のシグナルと相場が反対の動きをすることです。だましを回避するためにはゴールデンクロスだけに頼るのではなく、他のインジケーターやテクニカル指標を組み合わせてチャートを分析するのがおすすめです。
ゴールデンクロスを活用したトレード手法はこちらの記事で詳しく解説しています。

売りのサイン
買いのサインと逆で短期移動平均線が中期(もしくは長期)移動平均線を上から下に突き抜けた時は売りのサインで、これをデッドクロスといいます。デッドクロスとなった実際のチャートがこちらです。

ゴールデンクロス同様、デッドクロスとなってもだましには注意しましょう。
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移動平均線を活用するポイント

移動平均線と価格の乖離に注目
移動平均線が示している価格とチャートの価格が乖離しすぎると反発してチャートが移動平均線へと近づく傾向があります。そのため、移動平均線とチャートの価格が離れすぎている場合は、逆張りでエントリーして利益を狙うチャンスだといえます。
移動平均線と価格の乖離については移動平均価格乖離率という現在の価格が移動平均線からどれぐらい離れているかを%で表したインジケーターがあるので、移動平均線と合わせて使ってみるのもおすすめです。
移動平均乖離率の詳細な見方・注意点はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

移動平均線の傾きに注目
移動平均線の傾きを見ることでトレンドの方向が一目で分かるので、FX初心者の方でも移動平均線を見れば簡単に相場のトレンドが把握できるのが特徴です。
- 移動平均線が上向きの場合上昇トレンド
- 移動平均線が下向きの場合下降トレンド
- 移動平均線が横ばいの場合レンジ相場
また移動平均線の傾きが急であるほど強いトレンドが発生しているという目安になります。このように移動平均線を見るだけで簡単にトレンドの方向と勢いが把握可能です。
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適切な期間設定をする
移動平均線を有効に使うためには適切な期間設定をするのが重要です。ですがこれから移動平均線を使ってFXのトレードをしたいという方の中には移動平均線の設定期間はどのくらいがいいのか悩んでいる方もいるかもしれません。
こちらでは移動平均線の期間設定例を紹介します。
- 短期移動平均線:5日・10日・15日
- 中期移動平均線:50日・60日・75日
- 長期移動平均線:100日・200日
またFXにはスキャルピング・デイトレード・スイングトレードなど様々な取引手法があり、自分の取引手法に応じて期間設定を変えることも大切です。

移動平均線の注意点

移動平均線はトレンド把握や売買のポイントの目安として使える優秀なインジケーターですが、必ずしも万能というわけではありません。
こちらではFXの移動平均線を使ってトレードする場合の注意点について解説していくのでぜひ参考にして移動平均線を有効に使いましょう。
タイムラグが生じる
移動平均線は過去の一定期間の平均を計算した値なので、常に相場の後追いでタイムラグが生じてしまいます。
そのため移動平均線のみで相場の今度を予測するのは難しく、相場の行方を予測するためにはボリンジャーバンドやフィボナッチといった他のインジケーターやテクニカル指標も組み合せて使うのがおすすめです。
ただしこの記事でも紹介したように、EMA(指数移動平滑移動平均線)やWMA(加重移動平均線)といったより直近の値を重視してタイムラグが少なくなった移動平均線も存在するのでトレンドの転換点を見つけるのにより適した移動平均線を使いたい方はEMAやWMAも利用してみてください。
レンジ相場では機能しにくい
短期と中期(長期)の移動平均線の交差を利用したゴールデンクロス・デッドクロスという手法はレンジ相場では機能しにくいというデメリットがあります。実際のレンジ相場のチャートがこちらです。

上のチャートの通り方向感のないレンジ相場ではゴールデンクロス・デッドクロスが繰り返し起きるものの、長期的なトレンドが発生していません。
レンジ相場でトレードをする場合は、移動平均線だけでなく、ボリンジャーバンドやRSIなどのインジケーターを合わせて利用するのがおすすめです。
レンジ相場がそもそも何かわからない方はこちらをご覧ください。

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移動平均線を活用してトレードしよう

FXの移動平均線はトレンド把握や売買のポイントの見極めなど幅広く使える非常に優秀なインジケーターです。ゴールデンクロス・デッドクロスを売買のタイミングとする手法はチャートを見れば一目で分かるため、FX初心者の方でも利用しやすい手法であるといえます。
またRSIやMACDなど他のインジケーターと組み合わせることでそれぞれの特徴を生かしたより精度の高いチャート分析が可能です。この記事を参考にして移動平均線を有効活用してFXのトレードを行いましょう。
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