高金利通貨として有名なトルコリラは近年、暴落が続いていることから”終わった”と評されることが多々あります。
この記事では天国から地獄へ落ちてしまったと言われるトルコリラの概要や通貨の特徴、今後の見通しまでわかりやすく解説していきます。
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トルコリラの概要
トルコリラはトルコの法定通貨です。高金利通貨として有名なトルコリラは、スワップポイント狙いで保有されることが多いです。
トルコは、アジアとヨーロッパを結ぶ中継地点に位置しています。周辺国との関連により、事件や紛争に巻き込まれてしまうことが多いのが特徴です。また、トルコは新興国の1つです。トルコのような新興国は、経済成長が著しく金利が高い反面、政治的・経済的に不安定で価格変動率が高いという弱点もあります。
つまり、トルコリラは値動きが他の通貨よりも激しいため、FX取引においてハイリスク・ハイリターンな通貨と言えます。
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トルコリラの現状【2023年2月時点】
これまで、トルコリラがどんな特徴を持った通貨なのか紹介しました。では、トルコリラの現状はどうでしょうか?
結論からと、現在、トルコはインフレを抑えるために金利を上げていますが、インフレ率があまりにも高いので抑えきれず、経済がひっ迫している状況です。より詳しく現状を知るために最近のチャートを見ていきましょう。
下の画像は2023年2月時点の月足のトルコリラ/円チャートです。
上の画像から、トルコリラの価格が下がり続けていることがわかります。さらに、コロナウイルスの影響で旅行客が減少したことから、観光関連の産業に力を入れているトルコは今後も通貨安が続くと見られています。
トルコリラは高金利通貨のためのスワップポイント狙いで取引をする人が多いですが、下落相場下では、スワップポイントを受け取ったとしても通貨差額で利益を出すのが難しくなります。
現時点でトルコリラに影響を及ぼす可能性のあるニュースは以下の通りです。
トルコリラに影響を与えるニュース
- 2022年2月:ウクライナ戦争
- 2022年2月:トルコ中央銀行による金融政策の発表
- 2023年2月:トルコに大地震
ウクライナ戦争により、ウクライナ・ロシアの関係性が悪化しました。世界情勢に大きく影響されるFXにおいて、トルコリラのようなリスクの高い通貨への投資は避けられる傾向にあります。また、トルコはウクライナ戦争で仲介役に乗り出したので、今後トルコリラに何かしらの動きが出ると考える人もいます。
また、トルコ中央銀行が発表した金融政策により、利下げが継続される見込みです。現在、利子率は約9%ですが、インフレ率が64%と異常と言えるほど高いため実質金利は-55%と大きくマイナスになっています。
さらにトルコの大地震もトルコリラに影響を及ぼす可能性があります。大地震の後、一定の下落を見せましたが、為替における反応は薄いです。しかし今後の復興の進度次第ではリスクが高くなる可能性もあります。
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トルコリラの特徴
トルコリラは非常に特徴的な法定通貨です。今回は、トルコリラの大きな特徴を3つに分けて紹介します。
トルコリラの特徴
- 金利が高い
- ボラティリティが高い
- スプレッドが広い
金利が高い
過去10年の1月におけるトルコリラの金利は、それぞれ下の表のようになります。
西暦(年) | 金利(%) |
2014 | 10.00 |
2015 | 7.75 |
2016 | 7.50 |
2017 | 8.00 |
2018 | 8.00 |
2019 | 24.00 |
2020 | 11.25 |
2021 | 17.00 |
2022 | 14.00 |
2023 | 9.00 |
上のグラフから、トルコリラは金利が高いことがわかります。日本ではマイナス金利、アメリカやその他の先進国通貨金利は高くても3~4%です。他国と比較することで、トルコリラの金利の高さがより際立ちます。
現在トルコはインフレが進んでいます。そのため、トルコリラの金利を高くすることで、海外のお金を呼び込み、外資の流入を目論んでいます。
ボラティリティが高い
トルコリラはボラティリティ(変動率)が高いです。ユーロ/ドル・ドル/円などと比べると急変率が高いため、価格の予測がしづらく、扱いにくいですが、価格の推移を正しく予測できたときには利益が大きくなります。
トルコリラは米ドル・ユーロ・ポンドなどのメジャー通貨と比べると、取引量が少なく、マイナーな通貨です。
取引量が少ない、と少しの買いや売りで価格が変化するためボラティリティが高くなります。
スプレッドが広い
スプレッドとは買値と売値の差のことで、実質的な取引コストになります。FXGTのプロ口座の主な通貨ペアのスプレッドは次の表のようになります。
通貨の組み合わせ | スプレッド(pips) |
米ドル/円 | 0.3 |
ユーロ/円 | 0.6 |
ポンド/ドル | 0.4 |
豪ドル/ドル | 0.7 |
トルコリラ/円 | 2.9 |
上の表のように、トルコリラのスプレッドはメジャー通貨のペアのものと比べて広いです。トルコリラの取引をする際、あらかじめスプレッドが広いことを念頭に置きましょう。
スプレッドが広いと、取引コストが高くなり損益に大きく影響するので、注意しましょう。
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トルコリラが終わったと言われる原因
FX業界では、「トルコリラは終わった」という悲観的な意見が飛び交っています。
なぜトルコリラは終わったと言われるようになったのでしょうか?原因を2つに分けて、説明します。
トルコリラが終わったと言われる理由
- 大暴落が起きているから
- 金利が引き下げられているから
大暴落が起きているから
最近のトルコリラの暴落のうち、顕著なものが2018年8月・2019年3月でした。トルコリラの大暴落の原因をそれぞれ画像を交えて説明します。
元々、2018年時点で22円程度だったトルコリラ/円は、2018年8月に、一時的に15円台まで下がりました。より詳しく見てみると、8月10日(金)の15時、トルコリラ/円は19円台前半から18円割れまで8分ほどの間に暴落しました。
このようなトルコリラの大暴落には2つの要素があります。1つ目は、トランプ大統領が8月10日にトルコから輸入する鉄鋼製品とアルミニウムの関税を2倍に引き上げると表明したことです。そのため、市場に不安が急速に広がりました。
2つ目は、トルコ中央銀行が試みた金利の引き上げをエルドアン大統領が反対したことです。その後、2018年7月14日にトルコ中央銀行は、金利を引き上げないことを発表し、市場の不信を買いました。この大暴落は、「トルコショック」と呼ばれます。
2019年3月のトルコリラは、1日で約2円も暴落することがありました。
今まで利上げを続けていたアメリカが利上げを見送ったことで、見通しが不透明になってしまいました。そのため、不安が増大し、トルコリラ売りが続出しました。
したがって、売りが買いをはるかに上回り、供給が需要よりも多くなったため、トルコリラが大暴落しました。
金利が引き下げられているから
現在でも、トルコリラの金利は9%と他国の法定通貨と比べて高いと言えます。しかし、金利が14%の年があったように、以前と比較するとトルコリラの金利は下落傾向です。
トルコリラの金利引き下げの主な要因は、エルドアン大統領の言動です。彼は、利下げがインフレ率低下につながるという持論を展開しました。「私の最大の戦いは金利との戦いだ。私の最大の敵は金利だ。我々は金利を12%まで引き下げた」という発言からも伺えるように金利を本気で引き下げようとしています。
エルドアン大統領は金利を下げ、国内の資金調達を増やすことによって、景気拡大を重視し、積極的に金融緩和を図っているため、根っからのハト派と言えます。しかし、金利が引き下げられたことによって、FX業界においてはトルコリラは終わったと言われるようになりました。
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トルコリラ相場に影響を与える要因
トルコリラ相場は終わったと言われるようになった原因を、先ほどまで紹介しました。次は、話題を変えて、トルコリラ相場に与える要因を説明します。要因は大きく分けて4つあります。
トルコリラ相場に影響を与える要因
- 政策金利発表
- 貿易収支発表
- 大統領の発言
- 地政学上のリスク
政策金利発表
トルコ中央銀行(TCNB)が政策発表すると、トルコリラ相場が大きく上下します。
トルコリラは、元々金利を高くすることで、外資を流入させることに頼っている通貨であります。つまり、政策金利がトルコリラに与える影響は絶大です。したがって、政策金利の発表は、トルコリラの値動きの変わる指標として、世界中のトレーダーが注目します。
政策金利は基本的に年に8回、日本時間午後8時に発表されるので、ぜひ注目しておきましょう。
貿易収支発表
毎月発生する貿易収益(輸出-輸入)は、プラスであれば黒字で、マイナスであれば赤字という単純な話です。しかし、トルコリラ相場においては貿易収支
トルコは、高金利にすることで外資を呼び入れ、国を豊かにしよう、言い換えればインフレを止めよう・通貨安を止めようとしています。
そのため、通貨の強さはトルコにとって大事となり、強さに直結する貿易収支は重要な指標であり、経済状況を把握するうえで必須となる指標です。したがって、トルコリラ相場に影響を与える要因の1つになっています。
大統領の発言
先ほども紹介したようにエルドアン大統領は、「私の最大の戦いは金利との戦いだ。私の最大の敵は金利だ。我々は金利を12%まで引き下げた」と発言したことがあります。
その結果、通貨安や低金利が推進され、海外からの需要が減少していき、トルコリラの価値が落ちていきました。
このように、大統領の発言はトルコリラ相場に大きな影響を与えます。トレードをするときは、彼の発言に注目してみましょう。
地政学上のリスク
トルコは、周辺国との地政学上のリスクが存在します。なぜなら、トルコは地理的にアジアとヨーロッパ、さらには中東地域との要になるからです。
イラン・イラク・シリアなどの中東系の国々は、多種多民族の住民がいるため、宗教的なすれ違いなどから紛争問題が絶えません。近隣のトルコも民族紛争の影響を受けています。また、最近ではウクライナ戦争もトルコに大きな影響を与えています。
トルコはロシア寄りと言われながらも、ウクライナとの関係も良好です。そのため、一時期ウクライナ戦争はトルコの仲介が必要なのでは、という主張もあったほどトルコの重要性は大きいです。
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トルコリラを取引する上での注意点
トルコリラは先ほど述べたように非常に特徴的な通貨です。そのため、トルコリラを取引する上で注意しなければならない点が複数存在します。
今回はトルコリラを取引する上での注意点を3つ紹介します。
トルコリラ取引の注意点
- 取引量を増やしすぎるのは危険
- 金利変動を常にチェックする
- スプレッド変動を常にチェックする
取引量を増やしすぎるのは危険
トルコリラはボラティリティが高いという特徴があります。ただでさえ値動きが激しいのも関わらず、レバレッジを高く掛けると、さらに不安定になります。
つまり、レバレッジを高く掛けすぎた結果トルコリラが大暴落して、大損する可能性があります。
また、トルコリラはスプレッドも高いので、スプレッドを計算しながらレバレッジを調整しましょう。
金利変動を常にチェックする
トルコリラは政策金利発表などで、金利がよく変動します。それに加えて、トルコリラは、金利との差額を重視するスワップポイントを狙うため、金利が変わる、もしくは変わりそうな状況になったら、トルコリラ相場をチェックしましょう。
エルドアン大統領の発言やトルコの政策発表だけでなく、アメリカなどの基軸通貨もチェックしましょう
基軸通貨となっている先進国の景気が良いと、多少リスクが高いトルコリラに投資しても問題ないと考える投資家が増えるため、トルコリラの金利上昇が期待できます。反対に、先進国の景気が悪くなると、もともとハイリスクなトルコリラに投資するのは危険だと感じ、トルコ全体の資金が大量に流出する恐れがあります。
スプレッド変動を常にチェックする
トルコリラはその他の通貨と比較して、スプレッドが拡大しやすいです。他国の通貨では、スプレッドが1.5pips以内で収まることがほとんどですが、トルコリラ2.5pipsを超えることもあります。
たとえスプレッドの幅が普通だったとしても、トルコが政策金利など何かしら発表したら、スプレッドが急に20~30pipsになる場合もあります。そのため、トルコリラで取引をする際はスプレッド変動を常にチェックしましょう。
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トルコリラ10年後の見通し【2023年2月時点】
トルコリラは1~2年後までの見通しは決して悪くありません。なぜなら、2023年までは大きな選挙の予定が無く、政治的なイベントが少ないため、為替相場が安定しやすいと予想できるからです。
上の画像は、直近のトルコリア/ドルを4時間足で表したチャートです。チャートを見てみると、現時点でのトルコリラ/ドルは一定の値幅を行ったり来たりしているレンジ相場となっていて、暴落中というわけではありません。
この状態からチャートが上向くのであれば、レンジ相場が続いているうちに買えないこともないです。なぜなら、値幅が小さいということはその分スワップポイントがとれるからです。
ウクライナ戦争から1年が経ち、コロナ発見からも3年が経ちました。そのため、観光業収入がGDPの5%を占めるトルコは、観光客が予定よりも来なかったため、今まで苦しい思いをしてきました。しかしながら、徐々にコロナ明けが始まり、観光客が増加する見込みがあります。
しかしながら、2月6日に起きた大地震により、1万人以上の死者を出したトルコは今後、経済の復興という課題も出現してしまいました。良くも悪くもトルコの大地震は世界中の注目を集め、トルコを支えようというような動きになるか、復興の負担が大きくて支えきれないと考える方向になるかまだ分かりません。
そのため、トルコリラ10年後の見通しは不透明であり、様子見をしたほうがいいのではないかと考えられます。しかし、FXGTではトルコリラのような見通しが不透明な通貨であっても、口座開設と本人確認を行えば、豊富なボーナスを使って、ノーリスクで取引できます。皆さんもぜひFXGTでトルコリラを取引してみてください。
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