グランビルの法則とは？FXで取引手法、売りパターン・買いパターンまで徹底解説

「グランビルの法則」というチャートパターンはご存知でしょうか？

グランビルの法則とは、移動平均線とローソク足を使ってチャートパターンを考え、売りポイント、買いポイントを推測するためのトレード手法です。

本記事では、グランビルの法則、活用方法まで画像付きで解説しています。

グランビルの法則とは

グランビルの法則とは、移動平均線を利用してエントリーポイントを探すチャート分析のことを指します。

移動平均線はFXトレーダーなら誰でも知っている非常に有名なテクニカル指標です。ただ移動平均線をきちんと根拠のあるエントリーに活用できている人は少ないのではないでしょうか。

グランビルの法則を使うことでは買いのエントリーポイントや売りのエントリーポイントなどを移動平均線から分析することができます。グランビルの法則を理解することで、市場の方向性を掴みやすくなり勝率の高いエントリーができるようになります。

移動平均線について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

• FXの移動平均線とは？トレード手法や移動平均線の活用方法を徹底解説

FXのグランビルの法則をチャートで実践

実際のチャートでグランビルの法則が当てはまるのか、確認してみましょう。

このようにグランビルの法則を当てはめることで、エントリーの根拠を掴めます。

ここで注意したいのは、法則には当てはまっているが細かいエントリーポイントが不明という部分です。実際にエントリーするときはグランビルの法則以外のエントリー根拠も持つようにしましょう！

グランビルの法則を使う際の詳しい注意点は以下の「FXのグランビルの法則の注意点」で解説しています。

<<<今なら新規口座開設後、本人確認完了するだけで25,000円ボーナスがもらえます>>>

FXGTの公式サイト»

FXのグランビルの法則の最強設定

グランビルの法則を使う際におすすめの設定を解説していきます。以下の内容を取り入れるだけでグランビルの法則をうまく活用出来ます。

最強の設定期間

グランビルの法則の最強設定期間は、200日です。

一つ目の理由は、グランビルの法則の生みの親であるJ・E・グランビルがあらゆる検証を行った結果、200日を推奨していることです。

さらに、多くのトレーダーが200SMAを用いてトレードしており、200SMAに沿った値動きをしやすく値動きの予測がつきやすいから、という理由もあります。

最強パターン

基本は順張りトレードをしましょう。流れに沿ったトレードは大きく負ける可能性が低いからです。

紹介してきたグランビルの法則のパターンの中でおすすめのパターンは以下の通りです。

この中でも、「買い増し」と「買い売り」は視覚的に分かりやすいので特におすすめです。

逆に、FXで勝ちたい人におすすめしないパターンは以下の通りです。

上記の2つは、逆張りなので失敗した場合の損失が大きくなってしまいます。

かなり根拠のあるサポートラインがある、と同時に損切りもしっかり出来る状態でなければ使わない方がいいでしょう。そんな状態だとしてやらないのをおすすめします。

最強の利確ライン

グランビルの法則は、本来エントリーポイントを探るものなので決まった明確な利確ラインはありません。あくまでも、おすすめの利確ラインをここでは紹介していきます。

おすすめの利確ラインは、「1エントリーと戻り目までの長さと戻り目からの長さが等しくなったところ」と「レジスタンスラインの触れた点」です。

これは、利食い売り圧力に加えて、売りエントリーの参加者が増えて相場に迷いが生じた証拠なので、利確すると良いでしょう。

最強の損切りライン

損切りは、自分の予測から外れた瞬間にしましょう。

これは、グランビルの法則に関わらず多くの手法に当てはまります。

グランビルの法則の最強設定を実際の取引で試していきましょう。これから口座開設をする人はFXGTがおすすめです。以下のリンクから口座開設をしてトレードで使えるボーナスをゲットしましょう。

<<<今なら新規口座開設後、本人確認完了するだけで25,000円ボーナスがもらえます>>>

FXGTの公式サイト»

FXのグランビルの法則の注意点

移動平均線の向き・角度に注意する

移動平均線の向きが変わるタイミングや角度が戦略を見直すタイミングになるので、常に気をつけておく必要があります。

特に、移動平均線の角度はトレンドの強さを表すので重要な指標になります。

ダマシに注意

グランビルの法則でも、ダマシに遭う可能性があります。

万が一ダマシに遭ったら、すぐに損切りをして損失を最小限に抑えましょう。

ダマシを回避する方法や、ダマシに遭った場合の対処法を以下の記事で紹介しています。併せてご覧ください。

他の法則と併用する

グランビルの法則だけで売買タイミングを見極めるのは難しいです。

エントリーの根拠として弱いので、グランビルの法則だけに頼るのではなく、他の法則やインジケーター、テクニカル分析と併用していきましょう。

以上の点に注意してグランビルの法則を使っていきましょう。FXGTでの口座開設は以下のリンクから可能です。

<<<今なら新規口座開設後、本人確認完了するだけで25,000円ボーナスがもらえます>>>

FXGTの公式サイト»

FXのグランビルの法則：買いパターン4種類

ここからはグランビルの法則の4つの買いパターンについて解説していきます。

グランビルの法則：買いパターン①新規買い

一番最初の買いポイントは下降トレンドの終了付近で発生します。

4つの買いパターンの中で最も早い買いエントリーのため、新規買いと呼ばれます。

新規買いの条件は以下の2つになります。

重要なのは下降トレンドが緩やかになっているという点です。安値が徐々に下がらなくなり、ローソク足が横ばいに推移し始めると相場の下げが鈍化して上昇に転じる合図になります。

また移動平均線を抜いたかどうかは必ずローソク足の終値で判断してください。少し抜いただけでエントリーを早まってしまうと上ヒゲを掴んでしまう可能性があるため、しっかり終値が確定してからエントリーをするようにしましょう。

グランビルの法則：買いパターン②押し目買い

買いパターンの2つ目は、上昇トレンドの調整局面を利用した押し目買いです。

移動平均線を上に突き抜けたからといってそのまま下がらずに上がり続けるとは限りません。上昇トレンドの一時的な調整としてまた移動平均線に戻ってくる時があります。

ただし移動平均線を下回った後、そのまま下降トレンドに転じてしまうこともあるため損切りをしっかりと設定することが重要です。

グランビルの法則：買いパターン③買い増し

上昇トレンドがだんだんと定着してくるとFX相場の方向性が安定し始め、価格が大きく上に伸びていきます。

一時的な調整が無くなり始め、移動平均線の少し上を推移するようになります。そこで買いパターン3つ目として買い増しの手法が効くようになります。買い増しとは移動平均線に触れた時に買いのエントリーをするという意味です。

押し目買いの時の買いと決定的に異なるのは、押し目買いの時は移動平均線を下に割り込んで底になった時に買うのに対して、買い増しは移動平均線に少しでも触れたら反発を予想して買うということです。

実際のチャート上でも上昇トレンド中に移動平均線まで下落して、移動平均線に下ヒゲが接触してまた上昇していくという局面が何度も見受けられます。

また移動平均線にあたれば買うという至ってシンプルなFX手法なのでグランビルの買いパターンの中でも最もわかりやすく実践しやすい方法とも言えるでしょう。

ただし移動平均線に触れそうになるも結局触れずに上昇していくこともあるため、必ずしも移動平均線に接触する訳ではありません。移動平均線の近くまで落ちてきたところで買うという認識で良いでしょう。

グランビルの法則：買いパターン④短期買い

グランビルの法則の最後の買いパターンは、上昇トレンド中ではなく下降トレンド中に発生します。

短期買いのポイントは移動平均線とローソク足の距離感です。移動平均線と価格が離れていればいるほど移動平均線に向けて反発する可能性が高まるからです。短期的なチャートの反発をうまくつかむことができれば短期間で大きな利益を狙うことができると言えます。

一方で買いのエントリーをした後、反発せずそのままさらに下降トレンドが続くということもあり得るためしっかりとした損切り設定が大事になります。

これらの買いパターンを実際のチャートで探してみましょう。これから海外FXを始めるならFXGTがおすすめです。

<<<今なら新規口座開設後、本人確認完了するだけで25,000円ボーナスがもらえます>>>

FXGTの公式サイト»

FXのグランビルの法則：売りパターン4種類

続いてはグランビルの法則の4つの売りパターンについて解説していきます。

グランビルの法則：売りパターン①新規売り

グランビルの売り法則で一番最初にエントリーするのが新規売りです。

新規売りは今まで上昇トレンドが続いていた相場が下落し始めた時にエントリーします。

具体的な条件は以下の2つです。

今まで上昇トレンドだったものが高値をだんだんと切り下がるようになっていると上昇する力が弱まり、反転するサインとなります。

グランビルの法則：売りパターン②戻り売り

売りパターンの2つ目は、トレンドが転換した後の調整局面での戻り売りエントリーです。

移動平均線を大きく下に割り下降トレンドが始まったとは言え、そのまま急降下を続けると言うわけではありません。一度、移動平均線あたりまで戻ることがほとんどです。

具体的な戻り売りの条件は以下の2つです。

グランビルの法則：売りパターン③売り増し

下落トレンドがしっかりと確立された時に売る方法が、グランビルの売りパターン3つ目の売り増しです。

下降トレンドが確立されると移動平均線はサポートラインとして機能するので、ローソク足が移動平均線付近まで上昇したのち再び下落し始めます。

押し目買いの時と同様、接触せずに近くで下落する場合もあるので、必ずしも移動平均線に触れる必要はありません。

グランビルの法則：売りパターン④短期売り

グランビルの売りパターンの最後は、上昇トレンドを利用した短期売りです。移動平均線とローソク足との距離があまりにも大きいとローソク足が移動平均線まで戻されるという力が働くことが多いです。

その場合、相場は買いすぎの相場と言えるので長期的に下落し続ける根拠は乏しく、あくまでの一時的な売りに終わることが多いです。

トレンドに対する逆張りは非常に難しいので、あまり大きなロットをかけずに損切りの設定もしっかりとしましょう。

以上がグランビルの法則の売りパターンです。FXGTで取引を始めて、実際のトレードで活用してみましょう。口座開設は以下のリンクから！

<<<今なら新規口座開設後、本人確認完了するだけで25,000円ボーナスがもらえます>>>

FXGTの公式サイト»

FXのグランビルの法則を覚えるメリット

グランビルの法則を利用すればFX売買のエントリーポイントをわかりやすく分析することができます。また移動平均線を使用して柔軟なトレードが出来るので、博打のようなリスクのFX高い取引を回避出来ます。

さらにグランビルの法則はダウ理論やボリンジャーバンドなどその他のテクニカル分析手法と組み合わせて使用できます。これは、グランビルの法則が王道のテクニカル指標である移動平均線を基本としたFX分析手法で柔軟性が高いためです。

以下の記事ではそんなグランビルの法則と併用して使用することができるFXのボリンジャーバンド・ダウ理論について解説しています。ぜひ参考にしてください。

また、FXのダウ理論については以下の記事で詳しく解説しています。こちらもボリンジャーハンド同様にグランビルの法則と併用してい使用することができます。

<<<今なら新規口座開設後、本人確認完了するだけで25,000円ボーナスがもらえます>>>

FXGTの公式サイト»

グランビルの法則を覚えてFXトレードをしよう

ここまででグランビルの法則の使い方について解説してきました。

グランビルの法則は、移動平均線とローソク足の距離感を利用したテクニカル分析の一種です。

必要なものは移動平均線だけなので誰でも簡単にFX分析出来る最強のテクニカル分析と言えます。

しかし、グランビルの法則だけを使ったトレードは根拠が少なく危険なので、他のテクニカル手法やインジケーターを組み合わせて取引していきましょう。

最後に本記事のまとめです。